Monthly Archives: 5月 2017

まずは相談から

債権回収といっても、金額や相手の支払い能力などによって取れる方法が変わってきます。自分でどうにかしようと思ってもこれ以上上手くいかないと感じたら、弁護士を頼ることをお勧めします。

現在では無料相談を行っている弁護士事務所もあるため、相談だけでも気軽に行うことが可能です。弁護士に依頼するまでいかなくても、今後どういった対応をすれば良いかなどアドバイスをもらえることもあるため債権回収で悩んでいる人に解決のヒントをもたらしてくれるかもしれません。有料相談の場合1時間で5000円~1万円程度を想定しておきましょう。

実際に弁護士への依頼を考えている人は、具体的なケースをあらかじめいくつか想定しておき、どれくらいの費用がかかるものか聞いておくと良いでしょう。裁判でかかった弁護士費用を相手に請求することはできません。そのため、勝訴しても相手に支払い能力がなければ債権を回収できず、弁護士費用を払うだけで赤字になってしまうといったケースもあります。そのため、回収の見込みが無い場合は弁護士に相談しても裁判を起こさない方がよいといった答えが返ってくることもあります。

それぞれのケースに合った解決法をアドバイスしてもらえるため、債権回収で行き詰ってしまったという人や、悩んでいるという人は一度弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

法的措置を取る

自分で債権回収のための努力を行い、弁護士からも内容証明郵便などで支払いを催促したにも関わらず、相手がそれに応じない場合には調停や裁判に発展してしまうこともあります。こうした法的な措置を取らざるを得ない状況になった際に、弁護士がいればとても心強いものです。

裁判所で民事調停を行う場合、弁護士を立てずに進めることも可能ではありますが、上手く物事が運ばないケースや、そもそも最初から相手が来ないといったケースもあります。こうした時でも、弁護士がいれば相手にプレッシャーを与えることができ、出向かざるを得ない状況だと相手に思わせることができます。民事調停は訴訟を起こすよりも手続きが簡易で安価である点にメリットがあります。ただし、相手が出頭しなかった場合は訴訟などに移るため、費用と時間がかかることもあります。

相手に最初から支払う気持ちがない場合、話し合いの場を設けたところで事態が良くなることはありません。こうした悪意を持った相手に対しては訴訟に踏み切ることもあります。しかし他の方法に比べて訴訟を起こす場合には費用がかかるため、勝訴しても債権が回収できる見込みがある場合にこういった措置に出ることができます。このあたりの見極めも弁護士とよく相談する必要があるでしょう。

弁護士から催促する

債権回収について弁護士に相談してみたいと考える人の多くは、既にご自身で相手に対して何らかのアクションを取った結果、それでも相手が支払いを拒否しているという状況ではないかと思います。こうした時には弁護士の力を貸してもらうという方法があります。間に弁護士が入ることによって相手に自分の本気度が伝わるだけでなく、直接相手とのやり取りをしなくて良くなるため精神的な負担を軽減してくれるというメリットもあります。

弁護士ができるアクションとして、直接相手に電話をかけて催促したり、相手と面談をする方法があります。弁護士という客観的な第三者が間に入るため、感情的になることも少なくなり落ち着いて対処ができるようになります。

また、書面で相手に催促してもらうこともできます。個人や会社の名義で内容証明郵便を送ることもできますが、これだけだと強制力が弱く相手に無視されてしまうことがあります。しかし、同じ内容証明郵便でも弁護士名義で出されると、このまま放っておけば裁判になるかもしれないといったプレッシャーを相手に与えることができます。また、後から実際に裁判になった際にも、内容証明郵便があれば相手に対して支払いをするよう告知した証拠となるため重要になってきます。

次ページへ »
Back to Top